しじーみらいふ

再発乳がんに振り回されっぱなしの闘病記

乳がんと告知されて・その2(回想録)

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今晩は、しじーみです。  

初発乳がんのことを振り返って書いています。

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この記事は10年前の体験を思い出しながら書いているので思い違いや、今の診察・治療・診断方法とは異なる場合がありますので参考程度に読んでくださいね!  

 

乳がんと分かるまで

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前回の記事はこちら

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乳癌と告知されて・その2(お仕事どうしましょ?)

胸にしこりがある事に気付いてから、一カ月経過。

ようやくその正体が分かりました。

それはなんと、ガン!  

主治医は告知のと同時に、一ヵ月後に手術の仮予約をしてくれました。  

 

それは私がこれからどうするか、考えるための猶予です。  

 

ガン治療は長丁場。

手術して終わりじゃない。

なので家族にも職場にも報告しなくちゃいけないし、自分が望む治療とはどんなものか考えなくちゃいけない。

そのためにはセカンドオピニオンも視野に入れなくちゃいけない。

もうね、自分がガンだってことを受け入れるのに心が一杯なのに、決めなくちゃいけないことが山積みです(汗)

ちなみに両親は私が乳がんだと聞かされてビックリしてたものの、それほど慌てませんでした。  

既に検査目的ではあるけれど腫瘍は摘出しちゃったし、当時から乳がんは生存率が良いとされていましたからね。

ご近所や知人なんかで乳がん治療を受けたって人はチラホラいましたけど、皆さん元気な人ばかり。

だから深刻にならなかったのかも。

お陰で私も冷静でいられたんだけど。  

セカンドオピニオンの有無

セカンドピニオンは、全く考えてませんでした。  

もう診察してもらった主治医にお願いしようと思ってました。

理由はね、とっても簡単ですが、胸のしこりに気付いて病院に飛び込んだ私に主治医は『なんでもっと早く気付かなかったの!?』とか、『検診は受けてないの?』なんて言わなかったのよね。

ただただ現状とこれからの治療についてだけ説明してくれた。

検査の時も告知の時も主治医はあっけらかんとしていて、自分も深刻にならなくていいなーって思ったんですよ。

私がストレスなく診察を受けられるなーと思ったんです。

ガイドラインやネットでの情報収集で治療方針には納得していたし、だったら別にセカンドオピニオンを受ける必要はないなーとその病院で治療することを決めていました。

 

そうなると、次に気掛かりなのは仕事についてです。  

仕事を続ける? 辞める?

告知された時は、退職しようと思ってました。

手術日前後は休まなくちゃいけないし、抗がん剤も受けると決めたから三週間に一回の投与日はもちろんだけど、体調によってはお休み頂かないといけなくなる。  

そんなに休ませてもらえるんだろうか?  

なにより抗がん剤治療を受けながら仕事なんてできるんだろうか?  

この時の私は『もう仕事を辞めるしかない』と思っていました。  

その事を両親に相談すると、二人とも『辞めない方がいいんじゃない?』という意見。

まだ上司に相談もしてないのに、決める必要はないだろうと。  

まずは病気の事を報告して、それからでいいんじゃない? とのこと。  

確かにそうだよね。

まだ話をしてないのに、勝手に決める必要もないか。

辞めろと言われれば辞めればいい。それくらい気楽な気持ちで上司に時間を頂き、話を聞いて頂きました。 

 

話し合いは直属の上司と更に上の役職の方、私の三人で行われることに。  

胸のしこりに気付いて病院で検査を受けたこと、なかなかはっきりとした診断が付かず、最終的に腫瘍を摘出して乳がんと告知されたこと、今の段階で手術と抗がん剤治療が決まっていることを伝えると二人ともとても驚いていました。  

「大変ご迷惑をおかけすると思うのですが、できれば仕事を辞めたくありません」と伝えると「直ぐに辞める必要はない。取り合えず休みなどの調整は何とかするから、まずは治療をしながら働いてみては?」と、有難いお言葉。  

この職場には再発が分かった後も、暫くお世話になりました。  

私の肉体的に仕事と治療の両立が難しくなって辞めてしまったけれど、抗がん剤治療の副作用でポーンと38度台の熱が急に出た時も、お互い様だからとやりくりして休ませてくれた職場。  

 

本当に足を向けて寝れない。  

 

乳ガンのことも必要最低限の人にしか言わないでいてくれたので、随分後で乳がんの話しをしても知らなかったと驚く人ばかりで個人情報もバッチリ守られていました。  

そんな職場のお陰で、私は仕事と治療の両立させようと決心するのでした。

 

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